インプラント治療は入れ歯よりも人気が広まり、急速に普及してきていますが、手術できない場合があります。どういった場合にインプラント手術できないことがあるのかをご説明いたします。また他にも歯科情報を掲載していますのでご覧ください。

ドライソケットになると激痛!痛み止めじゃ効かない!

ドライソケットとは、抜歯治療した後にできるかさぶたが取れることによって再び抜歯した後の穴ができることです。
抜歯治療は重症化した虫歯や歯周病によって歯の根元が侵食される前に、その感染した歯を抜くことで他の歯への影響を無くすために行ないます。
それ以外では乳歯を経ずに永久歯が生える親知らずが歯肉に埋もれたまま成長し他の歯に悪影響を及ぼす前に抜きます。
抜歯後は歯が抜けているので一時的に歯痛がでますが、口内は人体の中でも修復力が強い部分なのですぐにかさぶたが出来て止血し、痛みが止まります。
しかし痛みが止まったからといって油断をして、うがいなどの刺激を与えるとかさぶたが取れてしまいます。
それ以外では、たとえばタバコを吸う人であれば、タバコのニコチンと有毒な煙の影響によって血液の流れが悪くなります。
その状態になるとかさぶたが出来づらくなるのです。
これがドライソケットです。

ドライソケットになると抜けた部分の神経がむき出しになるので、そのむき出しの神経に口の中の雑菌が入り込むと炎症を起こします。
それが激痛の元です。
ドライソケットとおもわれる歯痛を起こしたときには放置は危険です。
なぜなら開いた歯の中というのは血管と神経が存在します。
その血管と神経に口の中に有毒な雑菌が入り込んでしまい、その雑菌が顎に入れば顎を破壊し、そのほかの臓器に行けば臓器の組織を壊すことになり、多臓器不全を起こすリスクもあります。
そのため痛み止めとして処方される薬であるロキソニンやボルタレンが効かない場合には、このドライソケットになっている可能性が高いです。

ロキソニンとボルタレンが効かないと判断したときには、仕事があろうと関係なくすぐに歯科医に相談することが大事です。
歯科医では視診とレントゲン撮影で患部の状況を見極めたうえで適切な治療を行ないます。
まだ雑菌が奥に入り込まないで炎症を起こしている段階であれば、その部分に強めの痛み止めと雑菌の消毒、そしてこれ以上繁殖しないように強めの抗生物質を服用して自然治癒を目指します。
ただ自然治癒は個人差があるので、炎症がひどくない段階でも治りが遅いときには、高周波治療器で患部を刺激してかさぶたを早く作るように処方します。
もし患部の状況がひどく雑菌の進行が進んでいるときには、先に言った治療法だけでなく内部の雑菌全ての駆除を始めます。
その上で骨にも異常があるときには、その骨をそぎ落として別の骨から移植する手術を行なうことになります。
そのため、ドライソケットだと思われたときには放置は危険なので、痛みを発したときには早めに歯科医を受診することが大事です。